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器具の取り外し・古い壁紙の剥がし・下地処理

壁紙と道具が用意できたら、作業に取り掛かるわけですが、まず最初にやらなければならないことは、コンセントやスイッチについているカバー、カーテンレール、フックなど、壁に付いているものを可能な限り取り外します。

コンセント、スイッチ類はカバーを指先の爪かマイナスドライバーを使って外します。

そうするとカバーの受けの枠が出てきますので、それをプラスドライバーを使用し取り外します。

コンセントやスイッチ類の本体は取り外ししません。

しかし、この状態ですと本体に壁紙の生ノリがついてしまいます。

あまり時間を置かずにスポンジなどで拭き取れば問題ありませんが、スポンジで拭き取る時はコンセントの差し込みの穴に水が入らないよう注意しましょう。

気になる方は、ビニール製の養生テープで生ノリがつかないよう養生しておいてもいいかもしれません。

エアコンなど素人では取り外しが困難なものに関してはそのままにしておきます。


取り外しが完了しましたら、古い壁紙を剥がします。

ここで使用する道具は、カッター、パテ、パテベラ、パテ板、紙やすりです。

元々壁紙は裏側に裏紙(裏打ち)といううすい紙と表面の二層構造になっており、それが石膏ボードやコンクリートの壁などの下地に糊付けされていますので、剥がすときには以下について注意しましょう。

★壁紙を剥がす上での注意事項
壁紙を剥がすときには、この裏紙がなるべく残るようにします。
裏紙が付いているとノリが付きやすくなることから残すよう推奨されています。

ただ裏紙が浮いていたり、めくれている場合には、カッターなどで切り取ってください。
浮いた裏紙の上に壁紙を貼ってしまいますと、その壁紙も浮いてしまいます。


○壁紙の剥がし方

1.切れ込みを入れる
貼り換えをする壁と貼り換えをしない壁や天井と壁、壁と巾木の境目に切れ込みを入れます。
切れ込みを入れることによって、剥がす必要の無い部分を剥がしてしまうことを防止することができます。

2.壁紙を剥がす
壁紙のつなぎ目を探し、そこにカッターの刃を入れていき剥がしていきます。
つなぎ目が見つからない場合は、下地にあまり深い傷をつけないよう、カッターの刃を斜めにして壁に切れ込みを入れます。
前述の注意事項に記載したように、なるべく裏紙が残るように剥がしていきます。
浮いてしまったり、めくれている場合はカッターを使用してその部分を切り取ります。

3.凹凸面にパテをうつ
裏紙が剥がれてしまった部分など下地に凹凸ができてしまったら、そこにパテをうち段差を埋めます。
へこんでいる部分にパテをぬり、へらを使って平にします。
パテが乾いたらサンドペーパーをつかって更に平にならします。

4.剥がした壁紙をゴミ袋に入れて清掃します


○シーラーによる下地処理について

下地が石膏ボードの場合にはパテでへこみを補修する作業だけでいいですが、コンクリート、モルタル、ベニヤといった素材の場合や、石膏ボードでもカビが発生している場合には、シーラーの塗布が必要となってきます。

もしシーラーを塗布しておかないと、徐々に下地のアクやカビなどが壁紙に染みてしまい、表面に出てきてしまいます。